退職祝い|人と人の繋がりが30年間の財産

私は現在52歳になります。昨年秋に30年間勤めてきた会社を退社しました。

まだ定年までは退社時点で9年弱もありましたが、

近年の経済不況もあり会社も2年前から早期退職者制度の促進や今まで一度も実行をしたことが無かったリストラを始めてきました。

身近な先輩方や後輩達が去り始めて、以前の大好きだった会社が段々とおかしな方向へ進み始めているように思えてきて、

このまましがみついて仕事をしていても前向きな気持ちになれないのと、社員が減ってきた分残された社員の負担が増えてきて、私もストレスからか体調もおかしくなってきていたので思い切って会社を辞めました。

当時在籍していた職場の方々や同期から送別会を開いてもらって、退職祝いも頂きました。

最近は、毎月のように辞めて行く社員がいるので送別会を開いてもらう事がとても申し訳なく思いました。

本来ならば60歳まで在籍をして定年での送別会やお祝いを頂きたかったです。

30年間お世話になった会社でしたが、出社の最終日には不思議と特に感慨深かい気持ちも湧いてきませんでした。

数年前までの会社であれば、出社の最終日は、入社をした当時の苦しかった時の事等、それまで歩んできた事がいい思い出になっていたと思います。

ところが、そんな気持ちも湧いてこなくなっていました。私よりも先に辞めていった先輩方も、皆同じような感想を持って会社を去って行きました。

ただ、会社に対してはそのような感じですが、社員に対しての思いは昔と変わらない想いです。

この人と人の繋がりが私の30年間の最高の財産になっています。今回の退社に際して、いろんな方々からお祝いを頂きました。

「第二の人生のスタートへ向けてのお祝いです」と皆笑顔で送り出してくれました。

頂いた物の中の一つに夫婦箸があります。これは小さいものですが、私ども夫婦の宝物として使わないで大切に保管しようと思っています。

何故ならば、仕事以外での健康上の出来事で苦労をしてきたいろいろな想いがこの夫婦箸には込められているからです。

Pocket