退職祝い|新しい門出の健闘を祈りたい

先日、

知り合いが勤めていた会社を退職することにようやくなったので、退職祝いをすることになりました。

その知り合いというのは、コンピューター関係の会社に勤めていた人なんですけれども、

実は長い間ずっと、会社のここが嫌だ、上司のこういうところが嫌だ、社長のこういうところが嫌だという愚痴とか文句とかについて、今まで私は散々聞かされてきたんです。

最初のうちはその愚痴とか文句とかを黙って聞き続けていた私だったんですが、世の中には仕事がなくて困っている人もたくさんいらっしゃるので、

「そんなに嫌だったら、いっそのことその会社をすっぱり辞めて、転職するとか、起業して理想の会社をつくるとかしたらどうでしょう?」などと言うようになっていたんです。

でもそうすると、「そんなことを言われたって、転職先が見つからなかったらどうしたらいいんだ?起業って簡単に言うけど、そんなに簡単なことじゃないよ!」と知り合いはいつもぼやいていました。

そういうやり取りをずっと続けていて、気がつけば3年ぐらい経っていました。

「この人は、何だかんだ言っても今の会社にいたいんだろうな、きっと」と、半ば諦めていたときに、

「会社を退職して起業することにした」とその知り合いから聞いたものですから、いろいろな意味でものすごく嬉しかったです。

退職する気持ちになった理由を聞くと、「ある日ふと、愚痴や文句ばかり言っている自分に気がついて虚しくなり、今のままで人生を終わりたくないと思ったんだよね。

どうしてもっと早くに気がつかなかったんだろうね」と笑いながら言っていました。

そこで、退職と新しい門出の祝いを兼ねて、ささやかながらもお祝いをしました。

いつも会うたびに暗い顔をして、眉間にしわを寄せていた知り合いだったんですが、何かがふっきれたような明るいいい笑顔だったので安心しました。

本当に大変なのはこれからだとは思いますが、健闘を祈りたいと思います。

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