退職祝い|お世話になった方へ心に残るお祝い

学生時代に会計事務所で働いていた頃の話です。総勢20名ほどの事務所だったのですが、古参の事務所職員が退職するという事で退職祝いをすることになりました。

事業会社ではなく、個人事務所だったので定年制度などは設けられておらず、本人から体力的に厳しく、退職の申出があったとのことで、その方は70歳になる方でした。

私は大学2年生の時からその事務所で週に3日ほどお世話になっていたのですが、退職される職員さんが一からいろいろな事を教えて下さったので、個人的にもとてもお世話になった方でした。

事務所をあげての退職祝いとのことだったので、雑用係を引受け、心に残る退職祝いにしようと思いました。

退職される職員さんは食べる事が大好きなで特に中華料理が大好きな方だったのですが、年齢の事もありどういったレストランにするかみんなで考えていました。

お店を調べていくと、あっさりさっぱりがコンセプトの中華料理店をみつけたので、早速、連絡をしてみました。退職祝いの旨を話すと、貸し切りにしてくれるとの事でした。そして料理内容も退職などのお祝いにぴったりの豪華メニューがあるということでご提案頂き、それに決めました。

次に退職祝いのプレゼント選びをしたのですが、旅行が大好きな方だったので、旅行券5万円分とリュックサックにすることにしました。

その方はとてもお気に入りにリュックサックがあり、会社にもいつも持ってきていたのですが、とてもボロボロで買い直したらいいのにという話をよくしていたのですが、なんとなく気に行っているからズルズル持っているという事を聞いたことがありました。

しかし、せっかくプレゼントしても使ってもらわなければ意味がないと思い、その方の現在、使っているリュックサックのメーカーや製造年などをこっそりと調べることにしました。

そのリュックサックとまったく同じものはもう販売されていなかったのですが、同じような機能を持った物を発見したため、それに決めました。

当日は美味しい料理でみんな盛り上がり、最後にプレゼントを渡すと、とても喜んでくれました。この事務所で働けて良かったと泣いてらっしゃったので、がんばって退職祝いをセッティングして良かったなと私自身も思えました。

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