退職祝い|親というものは本当にありがたい

教員だった父が退職し、生徒からもらった寄せ書きと大きな花束をもって帰宅してきました。
結婚し、別々に住んでいる私はその姿を見ることはできませんでしたが、母から父の写メールが送られてきました。ニコニコうれしそうな父の顔。記憶の中の父はいつも学校へ行っていたし、連れて行かれるのも土日の部活。父が指導している横で妹と二人運動場をちょこちょこしていたのを思い出し、感慨深いものがありました。そして、一番頭を悩ませたのは退職祝い。父の少し前に派遣で長く務めてきた銀行を退職した母と合わせて、旅行をプレゼントすることに。場所や時期を妹と検討するも、なかなか決まらず、最終的には両親の希望を聞き北海道旅行をプレゼントすることになりました。お財布的には多少きつい金額でしたが、今まで散々親不孝してきた反省と、感謝の気持ちを込めて。主人も快諾してくれて、ちょっぴり豪華な旅をプレゼントすることができました。旅行中、マメに連絡をくれる母からのメールや電話も一切なく、少し心配しましたが、迎えに行った先の空港で手を振る二人の表情を見て、ほっと一安心。決して若くない二人が、たくさんの荷物を持ってこちらへ向かって大きく手を振っています。満面の笑顔で。そんなに買ったの!!??というぐらい沢山のお土産を持って、ニコニコの二人。帰宅してお土産話に花が咲き、何より、カメラなんて持ったことのない父が、母のデジカメを取り出し、自分が撮影した写真を私たちに見せながらいろんなエピソードを話してくれたのには姉妹そろって思わず顔を見合わせてしまいました。こんなに喜んでくれるなら、ちょっと奮発した甲斐があったというものです。すきっぱなのであまり口をあけて笑わない父が大きな口をあけてニコニコニコニコ。「本当に楽しかった。ありがとう」その言葉になんだか涙が出そうになりましたがぐっとこらえ、バイバイしました。お土産はほとんど孫や私たち家族のもの。自分たちには小さなお守りと記念の置物を一つ。親というものは本当にありがたい。長いこと私たち家族を支えてくれた父が大きく振る手を眺めながらひしひしとそのありがたさを感じた1日でした。両親への感謝の気持ちを改めて感じたよい機会でした。

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