退職祝い|定年は本人にしたら人生の一大事

「退職」は人生で最も大きなイベントです。

それまで何十年間も続けてきた仕事が終わり、残りの人生で「やらなければならないこと」がなくなる瞬間でもあり、自分の好きな事を好きなようにできるようになる瞬間でもあるからです。

そんなイベントですから、本人にとっては今までのことを走馬灯のように思い出すのと同時に、これから何をしようか、どんなことに時間を使おうか、ということを考えるワクワク感で一杯なのではないかと想像しています。

また会社としても、それまで何十年と努めて、会社のためにアウトプットしてきてくれたお礼や、これからも新しい人生を楽しんでほしいという思いを込めてプレゼントをする、という意義があります。

ここで気をつけたいのが、そのような大きな意義とギャップのあるお祝いにならないようにすることです。

本人としても、会社としても重大な一瞬なのに、お祝いとして渡されたものがその辺の雑貨屋さんで買った様な粗品だったらどうでしょうか。

もらった本人としても、何か渡さなきゃ、という「義務感」で選んだ事が伝わってしまうような内容だと、お互いに気持ちのよい「お祝い」にはできないと思います。

値段の問題ではありませんが、上記の意義をふまえた上でのプレゼント(たとえば今まで関わった人たちからの一言カードでも良いと思います)があると、もらった本人の気持ちとしても

「いままで頑張った」「よい思い出になった」「これからも人生を楽しもう」

という気になるのではないかと思います。

送り出す側からしたら毎年のようにある恒例行事ですが、本人にしたら人生の一大事だ、ということを考えた気遣いができると、お互いに気持ちが良いのではないでしょうか。

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