退職祝い|叔父さんへ家族でプレゼント


退職する叔父さんに、何か記念に家族でプレゼントしようと言うことになりました。


でも厄介なことに、この叔父さんは多趣味ですしお金持ちですから、大体のものはなんでも持っています。

私と弟と両親で、ない知恵をしぼって考え始めました。最初に手を上げたのが母でした。

「私はロッキングチェアみたいな、寛ぐときのイスみたいなのが良いと思うな。」確かに叔父さんはこのロッキングチェアは、まだ持っていませんし辛うじて置き場所もあります。

すると、父が言いました。「兄さんは確か、乗りも酔いするはずだぜ。俺はゴルフバックが良いと思うな。何だか破れてるのに買わないでもう何年も使っているから。」と、

あれやこれやと意見はでましたが、今一つ決め手になるものがありません。

また、これが良いと言うものがありますが、叔父さんは高価な良いものを大切に使うタイプなので、かなり予算がオーバーしてしまうのです。

本当に困り果てて弟に何かないかとせっついた私に、自分はいつも叔父さんからお古を譲られているばかりだから、さっぱり思いつかないし何でもある人だからと頭を抱えています。

そこで私に白羽の矢が立ちました。少し考えてから、何か実のなるような木の「ゆず」とか「レモン」などをプレゼントしたらどうかと提案しました。

叔父さんは焼酎のオンザロックが好きですし、自分の庭で実った果実を絞って焼酎に入れて飲んだら格別ですし、またあのときの記念にもらった苗木がこんなに育ったと、思い出してもらえそうだったからです。

この意見は満場一致で可決されました。

「叔父さん、退職祝いです。長い間、お疲れ様でした。」

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