退職祝い|父の定年を機に反省と感謝

昨年夏に父が66歳で定年退職をしました。

転職を2度しているので退職も2度ほどありましたが、体の衰えを感じ、このまま年金生活に入るとのこと。

私も姉も結婚して家を出ているので、何か退職祝いをしてあげたいと話し合って、実家からほど近い、ホテルのランチで行おうと決めました。

その日は両親、姉夫婦と1歳半の甥と、私たち夫婦と5歳の息子と2歳の娘でとてもにぎやかな退職祝いとなりました。

父はもともと出不精で、3世帯での旅行はしたこともないし、お出かけもほぼゼロ。ホテルでの会食というささやかな退職祝いでしたが、写真やビデオも撮ってとても思い出に残る、楽しいひと時でした。

父の退職祝いを機に改めて思ったのは、自分が結婚して子供が生まれると、先々の教育費や習い事などはもちろん家のロ-ンや日々の生活費など、とてもお金がかかることです。

しかし高校、大学生だったころの私は、一番教育費がかかる時期なんてことは、少しも気にせず、ちょっとしたことで父と喧嘩し毛嫌いしていました。

私の母は専業主婦だったので、父一人の経済力で暮らしていたのにもかかわらず、私は父への感謝をほとんどしていなかったのです。

退職祝いを機にそんな反省と感謝を遅ればせながらして、何かもう一つ記念になるものをと選んだのは、アルバム機能の付いた写真立てです。

その中に父と母が結婚してから、私たち姉妹が生まれ、成長していく過程の家族写真を収めて、先日父にプレゼントしました。

退職祝いでのホテルでの父の笑顔も、孫たちに囲まれてうれしそうでしたが、そのアルバムの写真を見たときの父は、まるで私が幼い頃の、懐かしい笑顔をしているようでした。

今では父の部屋の机の上にそれが大切に置かれています。

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