退職祝い|贈られる上司が望む形が一番

私は20年程の勤務歴があります。

これまでに10名以上の上司が退職していく姿を見てきました。そこでいつも思うのが「退職する人それぞれの退職の仕方がある」と言うことです。

40年以上勤務し、その間にいろいろな苦労をしてきた上司の皆さんは、退職に対してそれぞれの思いを抱えています。

「ゴージャスな退職祝いで盛大に送り出して欲しい」という人もいます。ホテルの大広間を貸し切って、マイクを使った司会で盛り上げます。

会場から退場する際はみんなで花道を作ってお見送りをするのです。事前にお金を集めておき(結構な金額です)退職のお祝いには高価なゴルフクラブをプレゼントします。

そして出席者へのお祝い返しはカタログギフト。こんな豪勢な退職の仕方がぴったりな上司。いつも人の上に立ち、脚光を浴びてきたその努力故に、こんな形の退職を望むのかもしれません。

反対にひっそりと退職していきたいと考える人がいます。豪勢な退職お祝い会を望まず、本当に親しかった部下や同僚とだけお酒を酌み交わし、何事もなかったように去っていきたいのです。

最後の飲み会はいつもの居酒屋さん。退職のお祝いには大好きな銘柄の焼酎。退職のお返しは図書券と手書きのはがき。目立った功績はないけれどいつも人間関係を大切にしてきた、それを誇りに思っているその上司らしい退き方が素敵です。

退職祝いで一番重要なのは「贈られる上司が望む形が一番」ということです。

豪華すぎても、質素すぎても、主役の上司が満足すればそれで良いのです。長年勤めてきたことを労うのが目的ですから、どんな送られ方が良いのか、退職の前に何気なく聞き出しておくと素敵な退職お祝い会で送り出すことができます。

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